私達人間の進化は凄いと思います。こうやってパソコンを操作して世界中の人達と繋がり情報交換をしている。
地球の生物の中では、ヒトだけがテクノロジーを使用し、便利な生活を追求。コンビニに行けば日常の生活に必要な物はとりあえずそろいます。
山で食料を採ったり、住む所を確保したり、外敵と命をかけた決闘をしたり.....日本では必要ありませんし、楽に生活しています。
私達ヒトは最強です。
そう思ってしまう事もあります。しかし少し視点を上げて物事を捉えてみると私達はヒトであって霊長類。
霊長類とは脳が発達した生物の事をいいます。
霊長類の視点から観察して、私達ヒトは本当に最強なのか??
今回は私が独自に選んだ霊長類をいろいろな角度から比較して、それぞれのランキングを発表したいと思います。
ヒト、ゴリラ、オランウータン、チンパンジー、ニホンザルの5種類の霊長類で比較し、私達ヒトは本当に最強なのか?検証していきます。
寿命
ヒト 70才~80才
ゴリラ 35才~40才
オランウータン 35才~45才
チンパンジー 50才
ニホンサル 25才~30才
寿命は皆様の予想通り、ヒトが圧倒的に長生きです。ここで考えてみたのですが、私がニホンザルだとして30年しか生きられないとなったらどうするか。
より一日一日を大事に生きると思います。
人の目など気にせず、やりたいことをすると思います。その30年を使って、家族にいっぱい「ありがとう」と伝えます。食べたい物を食べます。寝たい時に寝ます。
仕事も人の役に立つ事を一生懸命します。見たいものを見ます。行きたい所に行きます。
以上の視点からニホンザルを見させて頂くと、人間が気づいていない「大切なモノ」を分かっている。そのように感じます。
よって寿命の角度から見たランキングトップは、ニホンザルに決定しました。
ニホンザルさん。素晴らしいです。
明日は何をするのでしょうか?より一日一日を大事に生きている事と思います。出来る範囲で真似していきたいものです。
握力
ヒト 40~50kg
ゴリラ 400~500kg
オランウータン 300~400kg
チンパンジー 200~300kg
ニホンザル 30kg (※推定の値も含まれています)
ここではゴリラが500kgと圧倒的なパワーを見せてくれました。ヒトの10人分の握力は魅力的です。しかし、
これら5種類の生物はみな元気に生きています。握力が強いから生き残ってきたのではありません。
ニホンザルは30kg、ゴリラの16.7分の1の力で必要な事をこなしています。省エネです。時代にマッチしているとも言えます。
必要なものだけ持てればいいのかもしれませんね。
必要のない豪華な家や車、それらを支払うために残業をして、会社の言いなりになる。
本当に必要な物だけあればで生活できるのです。不必要な物は持たなくてもいいですね。
ニホンザルさん、またまた気づかされました。私は未熟者です。勉強になりました。ありがとうございます。
握力の角度から見たランキングトップは、ニホンザルに決定しました。
ニホンザルさん。素晴らしいです。
私達に大切な事を教えてくれました。あなたには本当に感謝します。出来る範囲で真似していきたいものです。
繁殖
ヒト 1年を通して
ゴリラ 1年を通して
オランウータン 6年に1度
チンパンジー 1年を通して
ニホンザル 秋から冬にかけて
(※ここでは、飼育と野生で違いがある場合があります。飼育の場合は性的行動を多くとる個体があるとの報告があります)
ここではオランウータンがトップとなりました。メスは6~9年に1回しか出産しないそうです。オランウータンの子供の死亡率は極めて低い事がこの結果となったのかもしれません。
面白いのは、オランウータンは今回あげさせて頂いたグループで唯一、単独行動をする個体だという事です。
心理学者アドラーの「すべてのストレスは人間関係から来ている」という言葉を引用させていただくと、ストレスのもっとも少ない生物なのかもしれませね。
ストレスは万病の元。
ストレスが無くなって元気で長生き、病気での死亡率も低く抑え繁殖は6~9年に1回と、霊長類の常識をくつがえしてくれました。
あなたの生き方に私は憧れます。
ストレスの無い生活を送る事の大切さを教えてくれました。本当に素晴らしい生きかです。ありがとうございます。
繁殖の角度から見たランキングトップは、オランウータンに決定しました。
オランウータンさん。素晴らしいです。
私達に大切な事を教えてくれました。あなたには本当に感謝します。
まとめ
今回は独自の視点で5つの霊長類ランキングを発表しました。
自分なりに調べて考えていく事は楽しいです。ぜひ皆様も何か独自のランキングを考えてみて下さい。凄い発見があるかもしれません。
今回は、ヒトを1位に出来なくてすみませんでした。このように配信できるのはヒトだけなので、テクノロジーの視点から見れば圧倒的にトップとなります。しかし、他の生物から「謙虚さ」を学んだので、「このテクノロジーなんてたいしたことないですよ」と、ニホンザルやオランウータンに言います。
ブッダもこう言っています。
愚かな人は、「私には息子がいる」「私には財産がある」などといってそれで思い悩むが、自分自身がそもそも自分のものではない。ましてや、息子が自分のものであろうか。財産が自分のものであろうか
最後まで読んで下さりありがとうございます。