政府主導による「働き方改革」
大まかな指針は出されているものの具体的な政策は仕事自体が様々にありますので難しい様子です。最後は現場に任せる。そのような雰囲気です。
仮に具体的であってもそれが長期的に見てどういう効果や結果になるのかは未来予想ですから、明確に出せないのが本音ではないでしょうか?
こうしなさい。
これが正解です。
多くの私達は心のどこかで「これ」を待っている状態。しかし、おそらくですが、明確な正解などない。そのような状態であると感じています。
いままで経験した事のない難問に私達は直面しているようです。
その1つがAI化。人工知能が徐々に発達している背景があるようです。そして、もう1つが少子高齢化社会。
人工知能が私達の仕事を奪う‥というキーワードはあらゆるトコロで目にするようになりました。一方では少子高齢化で働き手が少なくなり経済活動が停滞する。一見矛盾する考えです。
ここに来て下さっている皆様も、気付いておられる事と思います。
これからどうしたらよいのだろう?答えはあるような、ないような。霧深い山道を歩く感覚。進む方向と足元。両方をしっかり見てすすまなければなりません。
これからの「働き方改革」。少しづつですが、霧が晴れてきている部分もあります。今回は私が知り得た情報を簡単にまとめさせて頂き、何かの役にたてて頂きたいと考えています。
霧深い山道を歩く時は恐怖が伴います。しかし、その霧も晴れた時には平たんで歩きやすい道なのかもしれません。険しい道なのかもしれません。どちらにしてもです。どちらにも対応できる身の軽さは今から身に付けておきたいスキルだと感じています。
ライフ・ワーク・バランスのその先
ちまたではライフ・ワーク・バランスという言葉も多く聞かれるようになりました。
生活と仕事の両立をはかっていきましょう。そして生き生きと働ける仕事環境を作っていきましょう。
私達には待ちに待った政策です。
仕事内容を可視化し、出来るだけ残業を減らしましょう。有給も消化しましょう。
その恩恵は素直に受け取りましょう。しかし、どうしてそのような政策になったのか背景は知る事も必要です。
1つは皆様が今の社会に疲弊している。もう1つはAI化により仕事の効率が上がっている。そして仕事内容の人口密度にバラつきがある。私はそのように捉えています。
もう少し詳しく述べます。
過労死。ちょっと以前に社会問題となりました。そして現在、精神疾患の方々の増加。政府も「何か対策を立てなければ」と現代社会にメスを入れてきました。このままでは行き過ぎかもしれんね。そう思ったかどうかはわかりませんが、私はそのように感じています。
AI化が進む事を想定していない状態では経済活動は、各企業に頼るトコロが大きいと考えられます。経済活動が停滞すると税収は落ち込みます。経済活動をやりすぎだからちょっとインターバルとって下さい。とは全面的に言いにく面もあったかと思います。
AI化で仕事の効率化がさらに図れると予測がついたのではないでしょうか。どんどん進めていく事でしょう。それが一部の方々の仕事が無くなる、少なくなってくると言われている所以のようです。徐々に一部ではなく半分ほどまで減っていくと予測されています。
一方で人手不足の業界もあります。例えば皆様もご存知の介護業界です。介護現場は一部で疲弊しています。需要と共有のバランスが崩れているようです。
サービスに対して適切な報酬が発生してない印象を受けます。人員は最低限です。介護量に応じた人手は足りない状況で運営している所も少なくない。そのため仕事は大変の様子です。その他、人手不足の業界は沢山あります。
今現在、冷静に日本を眺めて人手不足の仕事へシフトしてもらう。高速で変化する分野もあれば徐々にかわる分野もありそうです。
ライフワークバランスのその先。それは仕事の人員配置の再編成も含めた政策のように私は捉えています。
AI化・人工知能の役割
現在のテクノロジーの進化は凄まじい勢いの様子です。
私達の仕事もコンピューターに奪われるの?
恐怖が頭をよぎり、いてもたってもいられない状況です。
AI化、人工知能を開発している方々の立場に立って考えていきたいと思います。人々への貢献と経済活動。この両方を視点をもって進めている事と思います。
開発には膨大な資金が必要のようです。開発の結果、それなりの収益が見込めなくては大赤字で頓挫してしまいます。
AI化、人工知能化が最初に目を向ける所。それは今現在、経済活動が活発な分野のように思われます。
莫大な収益を上げている業界から。先にAI化、人工知能化が進むようです。
今までの報酬が全体と比較して多い分野は進みやすく、そうでない場合はAI化・人工知能化はあとまわしになるようです。
付け加えますと、全ての仕事が置き換わる事は不可能で、よっぽど高性能のロボットでも出現しない限り実現しません。仮に高性能のロボットが誕生してくれても、生身の人間のサービスを受けたい側がなくらない限り体を使う仕事はまだ残ると考えられます。
生身の人間のサービスを提供する側の人間性が問われてくる時代になるのかもしれません。
人工知能が人間の知能を追い越す時期をシンギュラリティと言われています。追い越されるのは知能であって人間性はもうちょっと先のようです。わかりませんが。
20年以上先の話なので何とも言えません。ただ高確率で訪れるようです。
仕事を奪われるかもしれません。しかし人間がもっている、人間性を磨けば他の分野へ移行したとしても通用するように感じるのは私だけではないと思っています。
AI化や人工知能化が進み、見えてくるのは、人間性を磨く事。今まで人間性を押し殺して仕事をしてきた方がおられましたらそれはコンピューターがかわりに行なってくれるのかもしれません。
コンピューターが人間性を磨きなさいと言ってくれているように感じます。
仕事の再編成が起きた時に注意したい事
仮の話をしていきます。
仕事が無くなり、仕事を別の業界へ移行していく方がいたとします。
仕事を探す立場になるのか受け入れる立場になるのか、それぞれです。
例えば仕事を受け入れる立場の側に立って物事を見てみます。
入ってくる方々は一般的には仕事上の後輩になります。しかし先でも述べたように人材的には優秀な方々の割合も少なくないと思われます。
ここで、二手にわかれます。
いままで高給取りか。ふ~ん。でも今は私が先輩!えっへん!いやな表現です。
ここに訪れてくて下さる方々はまず、ありえない対応たと思います。しかし周りでそういう風景が見られる可能性は否定できません。
注意したいのは、この意識が潜在意識の中にあるだけでも危険です。人間性を磨くとはそういう事だと私は考えています。
本当に心から目の前の新しく入ってきた方々を尊敬する気持ち。
私はこれが今からの時代、本当に大切だと感じています。
逆に仕事を探す立場になったとします。ここに訪れて共感して下さってここまで読んで下さったのですから、大丈夫ではないでしょうか。心が素直で安定されてどこにいっても受け入られる人材だと私は信じています。
まとめ
今回の配信内容はエンターテインメントとして捉えて頂くとありがたいです。一般庶民・普通の人間が配信している内容です。
時代が変化しているようです。皆様もそれぞれに情報収集して自分なりの答えを見つけていかなければならないようです。
霧が晴れた世界は、素晴らしい世界かもしれません。そうでないかもしれません。どちらにしても人間性を磨いて何も損はありません。
お釈迦様(ブッダ)もこのようにのべられておられます。
「もし、清らかな心で生きている人がいたとしたら幸福はその人の後についていく」
読んで下さり有難うございます。