平凡な日常に感謝して生きなさい
そのように私たちは親、祖父母から習って生きてきました
言葉も知っていて頭ではわかっていても「平凡な日常に感謝する事」はついつい忘れがちです
いつのまにか「あたりまえ」が退屈になり、なにか刺激的な事を求めてしまいます
どうして「あたりまえ」が退屈になるのか?
それは脳が「新しい事」をいつも求めているのが原因です
脳は知的好奇心の塊です。新しい事を挑戦するとき脳はフル活動しています。神経のネットワークを構築していく作業がとても好きな生き物でもあるようです
そうすると「平凡な日常に感謝して生きなさい」という教えは、矛盾している考え方のように思えてきます。しかし、私はちょっと違うと考えています
「平凡な日常に感謝」する事で平凡ではない事に気づく。新しい発見が様々に存在していたんです
それに気づいた時は「そういう事だったのか~」と心から理解できた感覚でした
いっぽう世間では様々な刺激にあふれています。自分の体が100体くらいあって、金銭的にも余裕があれば全部挑戦したいですねwしかし、現実はカラダはひとつです
様々な刺激に振り回されるのはホドホドがよさそうです
もし、退屈で刺激が足りないと思われている方がおられましたが、必見の内容となります。きっと「そういう事だったのか~」と心のディメンション・チェンジを経験する事でしょう。ご期待下さい
あたりまえの環境
朝、目がさめると周りは明るくなっています。それは太陽のおかげであります。あたりまえですが...
ここからが分かれ道です
その太陽の光を当たり前と思うか。「太陽の光ってすごいな」と思うか。です
太陽の光を例にあげてみると、様々な事に意識を向けることができます
太陽の大きさ、太陽の光がどのようにしてどどくのか、時間はどれくらいか
大気の関係、地球の自転。宇宙のしくみまで思いをはせることができます
光をうけとるカラダが存在してこそ、初めて受け取る事ができていた事にも気づきます
体が存在してもそれを受け取った思い「思考」があってこそ、感じる事ができていた事にもさらに気づく事ができます
太陽を例に考えて見ましたが、なんでもいいですね。例えば布団でもできます
中に入っている綿の種類は何だろう。あたたかく体温を保つための研究の成果なんだろうな...
布団職人さんがどのようにして造っているのかな。その布団職人さんも自分とおなじように家族があるのだろうな
あたりまえの環境には様々な情報がかくれていたんですね。
自然と契約していた
そのような視点でものごとを捉えていくと、自分の力で生きてるなんて傲慢としか思えなくなってきます
様々なかかわりの中で生きていた...
会社に勤める時は雇用契約をかわします
家に住む時は賃貸ならば賃貸契約、持ち家などは登記をして国と契約します
家の中で暮らしていても外は自然。自然の中で暮らしているようなものです
自然と契約して生きているようなものだとも捉える事ができますね
「自然と契約して生きている」と意識する事で様々な変化に気づく事ができます
契約に気づく方法
雇用契約は働くことで給料をもらいます
賃貸契約はそこに生活する事で家賃を払います
持ち家は国と契約する事で税金を納めます
この視点で自然に目を向けると面白いことがわかります
例えば「空気」を吸う事を契約していたとします。支払いはなように思いますが自然も感情はあります。何かを払ったり、収めたりしたら喜ぶと思うんですね。そして、それは、もうおわかりですね。
感謝です
空気にお金を払うといっても受け取ってもらえません。感謝しか受け取らないように感じます
空気は感謝を対価にしている存在であると気づく事ができます
これは全ての自然や環境に言える事だと私は思っています
最初に出てきた言葉...
「平凡な日常に感謝しなさい」の意味が深く理解する事ができますね。
目の前は感謝だらけ
もう、目の前は感謝だらけです
感謝ポイントにいっぱい気づきます
今日おこなった感謝の一つを、例として紹介しますね
玄関から外に出てみると空は快晴、目の前には1000m級の山、風は穏やか
ありがとうございます。と感謝するとまた返してくれます
透き通る青、ふわ~となる感覚。どっしりとした山、お~という感覚。穏やかな風、ふ~っとう安心感
平凡な日常に感謝をすると、これだけの感動や幸せをさらに頂くことができます。
自然の中に身を置く
今、自然の中に身を置く方々は増えています
自然の多い環境に車を走らせると、混雑しています
山の上のお店は繁盛しています。山の上の温泉の駐車場は車でいっぱいです
ツーリングをしている方々は怖いくらい多い集団もいますw
テントを張ったキャンパーも存在します。常連さんもいるようです
自然好きは加速度的に増えているようです
平凡な日常に感謝して、自然や環境の素晴らしさに気づいている方々が増えてきたのでしょうか?
自然の素晴らしさが再認識されている時代のようです。
まとめ
今回は、環境や自然との契約について私が感じている事を述べさせて頂きました
平凡な日常に感謝する意味が深まっていきました
契約をするという意識で物事をとらえてみると、感謝と貢献の繰り返しで成り立っているようにも感じてきます
自己啓発の父と呼ばれる「アルフレッド・アドラー」もこのように述べています。
「感謝される喜びを体験すれば自ら進んで貢献を繰り返すだろう」
読んで下さり有難うございます