朝、目が覚めるとふっと思ったんです。全然「親孝行していない」。無理して行う必要はないと感じていますが、宇宙から「親孝行、今しか出来ないよ~」って、お知らせが来たんです。
私の親の事を考えると、色々と取り組まなければならない
それが沢山ある事に気付きます
そんな中の1つ「介護」というキーワードで今回は投稿させて頂きます。
介護保険サービスって何なんですか?
介護保険って言葉は知っているけど、使った事無いという方も多いと思います。
「介護保険」…?なんか知らないけど給料から徴収されているみたいよ。
その明細は?っていった感じではないでしょうか。
なぜかというと健康保険に上乗せされて徴収されているからなんです。ですから、介護保険を払っている感覚が、実感としてわきにくいのかましれません。
介護保険とは社会保険制度の1つなんです。年金保険、健康保険は給料の明細書にきちんと明記されているので、「収めているんだ」と関心も自然と湧くし、意識に入りますから、知っているという感覚になるのでしょうが、
明細書に明記されていないと、意識に入らず「知らない」という状況になるのかもしれません。
明記されているとか、されていないとかどちらが、良いとか悪いとかの問題ではなくて、そういう状況が「知らない」と意識してしまうのかもしれません。
でもご安心下さい。「知らない」という原因はおそらくですが、上記の理由なので、
関心をもてば、もう大丈夫なのです。
ネット上には優良な情報が沢山載っているので、あとは検索すればいい話なのですから。
私が知って欲しかったのは、介護保険がわかりにくと言われる原因なんです。
原因さえれわかれば「なんてことはない」ですからね。
ここでは、基本的な事だけ、抑えておきます。
介護保険は40歳になると全員加入します。年金保険や健康保険と加入年齢の違いがあります。
年金保険は一定の条件を満たせば、ある年齢に達すると現金が支給されます。
健康保険は加入していると病気や怪我の治療を受ける際、保険内の治療サービスを病院等で直ちに利用する事ができます。
介護保険は介護を受ける際の「認定」が必要になります。医療保険を使用する場合も「診断名」が実は必要なのですが、医師がその場で即座に判断して頂いているので、直ちに利用する事ができるのです。「認定」は直ちにではないです。
介護保険専門員は介護保険のプロ
「介護保険」というものが、なんとなく理解して頂けたと思います。もう既に知っているという方も沢山います。
近い将来、介護保険を利用する(親が介護が必要になる)事に、なんとなく、ボンヤリと感じた方は、読み進める事をお薦めいたします。
多くの事は知らなくていいんです。周りにはそれらに関するプロが沢山いますので、知りすぎても混乱するばかりです。
介護保険とはこういうものなんだと、全体像を把握する位にとどめておくのが一番です。私はそう思います。
ここでは、介護保険専門員という専門の方々を紹介します。と、いっても、いざ介護が必要となった場合は、どこに相談してもこの介護保険専門員にたどりつきます。
介護保険専門員とはケア・マネージャーともいいます。略してケアマネと行ったり、頭文字をとって「CM」と書いてあったりします。全部同じ職種です。
実生活でこの専門員にたどり着くという事は、すでに親や配偶者が介護する状態にあるので、自然と出会います。何も難しく考える必要はありません。行政の方、病院の方、介護施設の方、近所の方の助けを借りて、なんなくたどり着きます。そういうもんだと思って下さい。
そういう流れです。簡単です。日本はいい国ですね。
私の知る限り、この専門員の方々は「神様みたいにやさしい人々ばかり」です。本当にそう思います。ですので、なんでも細かく対応してくれます。もし、仮に100万分の1の確立で、そうでない専門員に出会ってしまったら。。めったに無い事ですから、何か良い知らせだと思って前向きに捉えて下さい。
担当者は変更できます。そう宣言すればいいのです。心配はいらないと私は思います。
そして、この介護保険専門員、対象の方の介護が必要かどうか見極めてくれます。
質問も沢山してくれますし、介護の悩みもいっぱい打ち明けて下さい。
そして、ここで、一番重要な事を書きますが、
どういう介護を希望するか。という事です。
しっかりと意思表示して下さい。そしてその中で、出来ること、出来ない事をきちんと提案してもらえばよいのですから。
言い換えれば、介護が必要になる前に、どんな介護を希望するのか、それは今からでも考えておく必要があるのかもしれません。
そして、その希望を介護保険専門員に伝えればよいと私は思っています。
一緒に今後の介護をどうするか考えてくれるたのもしい専門職と捉えて頂ければ問題ないかと思います。
介護初心者が準備しておく3つの選択
ここでは、介護保険サービスを利用する立場になったと仮定して、その心構えを考えていきたいと思います。それはどれ位の割合でご自身が介護に参加するか。という事です。
例えば、介護の全部を何かのサービスに依頼する、一部を依頼する、全部を担う(介護保険サービスを使わない)の3つに大きく別れていきます。
全部を依頼すると選択すれば、大きな悩みは無いですね。きちんとプロが丁寧に介護してくれます。希望はちゃんと伝える事は大切ですが、任せていいです。家族にしか出来ない事、例えば、交流等、それに集中していいと思います。
介護の一部を依頼する。では何が出来て、何が出来ないかを、専門員の方と決めていきます。途中で変更も可能な部分もありますから、最初からきちんと決める必要はないのかもしれません。行いながら、修正をしていって作り上げればいいと考えています。
介護の全部を担う。もしこの時点でそういう選択肢が浮かんだのなら、自然と情報検索していると思います。今は情報時代ですから必要な知識は殆ど手に入ります。
まとめ
「介護保険」なんか難しそう。という感覚は無くなりましたか?
周りにドンドン頼っていいという事が解ったと思います。
解消したい悩みとは、原因が解ってくれば解決する為の課題になっていくのかもしれません。全体像が解って、1人で解決しない悩まないという事が伝われば嬉しいです。
尾崎豊さんもこういっています。
「いつも涙を流すとき、この涙がはたして希望の涙なのか、なにかを後悔した涙なのかって自分に問いかけてみる。」
後悔の涙だけは流したくないですね。
最後まで読んで下さりありがとうございます。