腹八分目で~
この言葉、むかし私の祖母がよく言っていました
当時の私はその言葉の意味など考える余地などまったくない状態。子供ですから心おもむくままに外で遊び、そして夕飯どきになる。家に帰り家族団らんの時間。当然、お腹いっぱい食べるワケです
昔を振り返ると、健康の事などこれっぽっちも考えず。まあ、子供の頃だったので当然といえば当然なのですが
祖母が言っていた「腹八分目で医者いらず」。その意味がわかるまで随分時間は過ぎてしまいました。そして
この「腹八分目で医者いらず」の続きがあるのを知ったのは、つい最近の事です。それは
「腹八分目で医者いらず、腹六分目で老いを忘れる、腹四分目で神にちかづく」
これが腹八分目で~の続きだったのです。知った時は驚愕の心境!5000年の歴史を持つ、ヨガの教義なのだそうで..私は
神か~。なってみたい。そう、素直に思いました。
知恵のある皆様はご存知の方も多いと思います。しかし私がこの言葉を知ったのは2年前で、知った時は、本当に驚きました
ものは試し。さっそく「神に近づくスキル」を実践してみました
1日のカロリーがどうだとか、細かい事は抜きにして、感覚的に六分目から四分目に1日の食べる量をコントロールしました。そして2年が経ちました...
2年分の経験が詰まった配信ですから、それなりに価値はある内容だと私は感じています
お時間がありましたら、ぜひ、読み進めて下さい。
※以下に書かれている内容は私が実践した記録ですので、不老や神に近づく事を保証したものではありません。科学的な根拠はございません。エンターテインメントとして楽しんで下さいね。
1日2食の時代が長い
私が食事量を減らそうと思ったきっかけは他にもあります
私達の食生活は1日1~2食の時代が歴史的に見て圧倒的に長いという事実があるからです
どうして1日3食になったのかは、様々な説があります。照明器具の発達により活動時間が延長した、トースターの発明後に、朝ごはんが推奨された、色々あって原因を追求するのはほどほどがよいと感じました
断食(だんじき)という習慣を多くの宗教が取り入れている事も興味深いですし...
「断食ってしたことないな、食事を抜く事は悪いことばかりではないのかもな」
そういう感覚でなんとなく朝食を食べない事から始めてみました...つづく
朝ごはんを食べるとお腹が空く?
朝食を食べない日々がスタートしました。もう、お腹が減って死にそう...残念ながら、そうではなかったのです!では何が起きたかと申しますと
何ん~にも。起きませんでした。何の変化もありません
もう少し、お腹が減るとか、頭がボーっとするとか。ネタ的な体験がほしかったのですが
普段と何も変わらない生活でした
正確に伝えると。朝からコーヒーは飲んでいました。完全にお腹に入れていない状態ではなかったからカモしれません。そして
何事ものなかったように月日は流れていきます
何か、もっと。皆様が驚くような体験がしたかったな~。そう思いつつ。そして、です。ついに、ついに、その体験(皆様が驚くような体験)をする日がおとずれます。
ある日、家族がたまにはと、朝食をすすめられ食べたんです。美味しかったですね。やっぱり朝ごはんいいなと思いました。しかし、その後、体の変化が起こったのです
頭が働かない。消化にエネルギーがもっていかれている感覚、そして
昼になる前に、お腹がもの凄く空くのです
朝ごはんを食べていないときは昼もお腹が空かなかったのに、朝ごはんを食べたその日、しかも、数時間後にお腹が空いてしまったのです
この変化は医療・介護現場20年以上の実績を、密かに持つ私もビックリの出来事でした
何度が実験して、やはり、朝ごはんを食べた時だけお腹が減ります。そして頭が働かない
「なぜ朝ごはんを食べるとお腹が空くのか?」
と検索すれば沢山の情報がのっています。しかし、情報が多すぎて頭が混乱し、うつ状態のようになってしまう私は、自分の体に「どうして」と聴いてみました。そして答えはこうです。簡単でした...
人間が活動するためにはエネルギーが必要。そしてそれは食べ物から得られます。余った分は脂肪という別の形のエネルギーに変化させて体に貯めます
そうか..ややポッコリお腹を見て気づきます。このお腹のエネルギーを使う時間が必要だったのか。と
お昼はちょっとつまむ
朝食を食べない習慣はずっと続きます。なぜなら苦痛でなかったからです。コーヒーは飲んでいました
最初の数か月。昼は普通に食べていました。お腹はそれほど減っていませんでしたが、なんとなく。おそらく食べる楽しみが目的だったような。そしてある日...
当時の目的を、フッと思い出したのです
「腹八分目で医者いらず、腹六分目で老いを忘れる、腹四分目で神にちかづく」
そうだった。神に挑戦するんだった。いよいよ、です。恐る恐る、開始してみました
さすがに、昼に食べないと夕方前にはお腹が減ってきます。しかし、数日経過すれば慣れると思い、1~2週間続けてみた記憶があります。しかし、その状況に変化はありませんでした
やっぱりダメだったか神に近づくのは
昼食を抜くのはいったんヤメにして、普通に再開しました。そしたらです。不思議な事に昼食を食べると夕食前にはよけいにお腹が空く
どうしたらいいんだろう。悩んで出した結果が
「ちょっとだけつまむ程度」
昼はちょっとだけつまむ程度の量を昼食にしてみました
具体的には、チーズひとかけらとか、梅干し一つとか、生姜の酢漬け数枚とか、ミカン一個とか、リンゴ半分程度とか。です
これは、苦痛なく空腹もほどんどなく昼から夕食前まで、過ごせました。「昼はちょっとだけつまむ」はオススメです。そして
体重も変化していきます...
ダイエットの真実か?
体重はゆっくり減少していきました。即効性がありません。なぜなら
夕食はガッツリ、モリモリ食べていたからです。明日の必要なエネルギー。それを夜のうちに補給するイメージでした
具体的には半年くらいかけてゆっくり減っていきます
どれくらい減少したかというと全体の10%ほどです。そして
徐々にですが、夕食もガッツリ、モリモリ食べる必要は無くなってきました。以前よりお腹が一杯になるのが早く訪れるからです
その他も色々変化はありますが、まとめると、以前より確実に健康になったと言えます。そして
こんなに食べなくて平気なのか~。素直な感想です
周りの人には、そのうち体を壊すよ。と言われていたのですが...
健康体を2年も維持していると信ぴょう性があるようで、マネしてみようかな~という人も現れてきます
自然とサーカディアンリズム
現在は昼食も食べたり食べなかったりです
気が向いたら食べる感じです
夜も普通の量を食べています。
体重もキープ。昔の洋服は少しタブタブとなり、そしてなにより快便です。ウ〇チが綺麗.. スポンと抜けます
あまりにも体の調子が良いので健康に興味が出てきます。そしてビックリの情報に出会ってしまうのです
サーカディアンリズムと食事
午前4時から正午まで 排泄のサイクル
正午から午後8時まで 摂取のサイクル
午後8時から午前4時まで 吸収のサイクル
この情報をどこで得たのか忘れましたので、引用元が無いのはご了承して頂くとして
体の声に自然に従ってた行動をしたら、このサーカディアンリズムに見事に一致していたワケです
不思議で不思議で鳥肌が立ったのを覚えています。
現在の生活とまとめ
朝はコーヒー。昼は気がむいたらちょこっとつまむ程度。夜は8~9分目の食事です
体重は半年前から減っていません。健康ですし、健康診断でも健康と言われました
「腹八分目で医者いらず、腹六分目で老いを忘れる、腹四分目で神につかづく」
ヨガの歴史はおよそ5000年です
5000年語り継がれ現代もブームとなっています
食事は健康に直結している本当に大事な行為です
そして、食を楽しみ、生きるために食べるだけではなく、食べる事を楽しみとして人間は工夫をしてきたと思います
人はまわりの人達が幸せになる事を考えている生き物です
そこに正解などありません。1食だろうが2食だろうが3食だろうが例え4食としても、その人が健康だと感じれば健康なんだと思います
私は1日1~2食ですが、お菓子も時々食べますし、アイスも冷蔵庫にあれば家族となかよく食べます
外食時にはおなかいっぱい食べる事もあります
ほどほどに行なっていますから、体重も減少してないだけかも
そのように正解等ありませんから、皆様はこれがいいと思う、これを信じているという食事法をつらぬいて下さい
私の体験談にピンときた方は採用してみるのもいいかもしれません。
読んで下さりありがとうございます
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