病気になって健康のありがたみが分かる。とよく言われますね。一言で健康といっても、それを保つ方法は様々にあります。
人気の健康法、ニッチな健康法、我流の健康法、あげればきりがないです。
それだけ、健康のジャンルは多く、また、多くの人が関心をよせている分野だとも感じます。
今回はそんな健康法をテーマに投稿させて頂きます。
健康に注目すると損?どっちが本当
あなたは、健康ですか?不健康ですか?そう質問されると、「どっちなんだろう」と選択すると思いますが、それが大きな間違いともいわれています。本来の健康とは健康に意識が向いていない状況なのだそうです。例えば、生活上、意識しているという事はそれが足りない、または欲している、という状況ではないでしょうか?
私は健康である。私は健康でない。
そういう健康に対する意識があるという事は、何らかの思いや不安があるという無意識の状態を表しているのかもしれません。
健康でないから、健康に気をつけるという状況なのでしょうか?
それとも、健康に気をつけるから健康が気にならなくなるといった感じでしょうか?
そこで、健康そうな人はどんな振る舞いや口癖があるのか観察してみました。
健康そうな人は姿勢がいいです。
健康そうな人は愚痴や不満を言っていません。
そこで数名の健康そうな人に、秘訣を聞いた所、まったく気を付けていないとの事。ビックリです。やはり健康に注目すると損というのは本当なのでしょうか?その中の1人(Yさん)に真実を聞いてみました。
「以前は不健康だったんですよ」
「悩みも多くてストレス発散の時間がおおかったですね」
「色々な健康法を試しましたそれは後でおしえますね」
と言って。その日は終わりました。
後日、話の続きはすんなりと聞ける事ができました。
まとめると、健康に意識が向いていた時は、なかなか健康になれなかった。ただ、健康に意識が向いたから今は健康である。話がゴチャゴチャになってきますが、様々の健康法を試すうちに健康を維持するための基本的な考え方が自然と身についた。
この方法は誰にでも出来る簡単な方法だが、なんとなく知った情報を深く理解しないで、我流で行なったので一般的に効果があるかはわからない。今は聞かれれば健康と答えるが、普段の生活ではまったく意識にあがらない。という事でした。
私は健康と姿勢、健康と精神的な安定(愚痴や不満を言っていない)は何か関係があるのか質問してみましたが、姿勢がいいかどうかは分からないとの事です。愚痴も不満も言いますよ。と返ってきました。だた、愚痴や不満はかなり減ったと言われていました。
健康に関する情報は沢山溢れています。どれが本当でどれが正しいのか、また自分に合っているのかはわかりません。全て試す時間やお金もありません。今回は(Yさん)が実践している健康法を紹介いたしますが、(Yさん)は普通の会社員なので「効果は保証しません」との事です。そのへんを踏まえて何か参考にできる事があれば取り入れてはどうでしょうか。
※ここからは(Yさん)から聞いた内容ですが、私の言葉に変換してお伝えいたします。
日常の習慣が一番の運動
以前は運動の時間を作っていました。定期的にジムに行き、上半身は筋トレ中心、下半身は有酸素運動を取り入れていました。
筋肉も付き耐久性も向上して、体力はかなり上向きでした。
そんな生活を半年以上続け、理想の体型を手に入れます。鏡の前にいる時間が増え、綺麗に引き締まった体を見ては喜んでいます。しかし理想の体型になると、それを維持するのがけっこう大変です。半年間は週3回のジム。トレーニング中心の毎日で体に疲労がたまっていたんですね。
なんでもやりすぎはいけません。
徐々にジムに行く回数が減りとうとう行かなくなってしまいました。
外見に自信がつくと素晴らし面もあるのですが、自意識過剰になっていた過去を思い出します。たしかに健康にはなりましたが、この生活は続けられないと感じた時、なんのために健康を維持しているかを考えたのです。自分の生活を豊かにするために健康になりたいのに、時間を支配され、むしろ不健康でもいいと思うようになりました。
そんな時フッと閃いたのです。
わざわざ運動の時間を作るからダメなんだと。ながら運動を意識する事を取り入れました。生活の全てに運動の要素を入れれば、いままでジムに行っていた時間を好きな事をして楽しむ事ができます。
まずは通勤の歩く時です。歩く時も運動の要素を取り入れます。つま先から始まり、ふくらはぎ、太もも、お尻と意識を向けるのです。
具体的にはつま先ならば、つま先で地面を蹴るように歩く、お尻では最後にお尻の筋肉を使い地面を蹴るといった具合です。意識する運動の部分を変えるだけで使う場所も変わってきます。
外から見たらただ歩いているだけです。しかし、歩いた後は適度の疲労感があり運動した気分はあります。歩幅も広くなり股関節のストレッチにもつながります。
ついでに上半身も意識します。歩いている時に肩を振るのか腕をふるのか。腰をひねる事も意識します。歩く時はただこれだけです。
最初はなかなか取り入れる事が出来ませんでしたが、習慣になるまでやめませんでした。
習慣になれば無意識にしている様子で、あとから「してた」という感覚になっています。
習慣にするという事が大切です。こういう具合に人間は日常なんらかの活動をしていると思います。その活動にながらを加えるのです。よく紹介されている運動法だとは思いますが、習慣になるまでやめないというのがポイントです。
始めるのは簡単なのでたくさんのながら運動を楽しく見つけてみて下さい。きっといっぱい思いつく事でしょう。習慣になれば簡単です。かってに自分が運動してくれるといったイメージで進めてみて下さい。
食事に気をつけるは、ほどほどに 1食抜いて成功
以前は糖質オフ・プロテイン摂取等、一般的な体を作る為の情報を取り入れて実行していました。たしかに、体は引き締まり、体は軽くなりました。しかし、心はどうかというと、おにぎりを沢山ほうばりたい。甘いシュークリームを沢山食べたい。と思うようになりました。
お米とシュークリームが大好きだったんですね。
ある週末の夜、車で1人コンビニに行きシュークリームを買ってこそこそ食べていたんです。とてもおいしかったです。それから平日の夜もコンビニに行くようになりました。シュークリームに加え、甘い缶コーヒーも一緒に飲むようになりました。それもこそこそと食べていました。異常な行動だったと今は思います。
ある時、思いました。別に食べていいんじゃないか。
健康のために好きな食べ物を我慢するなんて変な考えだと開き直った感じになりました。それから食べたい時に食べようと余裕をもったのです。いつでも食べられると思うと不思議と食べる回数は減ってきました。徐々に徐々にですが、「あ、明日食べればいいか」という考えになってきました。
同じ頃、元々人間は2食だったという歴史があった事を知りました。
それも長い人類の歴史でみると、3食になった文化はトースターを開発したマーケティングから生まれたというものです。その事実を知った時は衝撃でしたね。
調べてみればファスティングという食事を抜く健康法にもたどりつきました。早速、朝食事を抜いてみました。お腹が減って減ってたまりませんでした。昼御飯を沢山、夜も沢山食べました。朝食を抜くのは本当に体に良いのか疑問でした。
一回でファスティングは止めてしまったのですが、ある時ふと思ったんです。「また行なってみよう」。最初の一週間は違和感がありました。しかし、不思議とお腹が空かなくなります。その後は一ヶ月無理なくできました。
ある時、「たまには朝食を食べてみるか」と朝食を食べてみました。朝食を食べたその日は昼前にお腹が空いて空いて、昼は沢山たべました。その時に体から「何かおかしいね」という声が聞こえてきたのです。
本来なら、朝食を食べなければ昼までに持たない。と思うのが一般的ですが、朝食を食べない方が昼もそんなにお腹が空かないのです。しかも頭はクリア。低血糖で頭が回らないという事はありませんでした。私は朝食は食べない、昼もバナナ一本だけ、夜は好きなだけ食べるの生活を2年していますが、体重は最初の3ヵ月で3キロ減少しただけで、まったく増減がありません。しかも、定期的な検診での血液検査の結果が今までで一番優良だった事には驚きました。
朝食を抜くだけでこんなに体が調子良いなんて私にとっては最高の食事改善法でした。
好きなおにぎりもシュークリームも定期的に食べています。しかし、元々お腹が空く事が少なくなって以前より食べる回数は減っています。すべての人に当てはまる方法ではありませんから、参考程度に受け取って下さいね。
悩まない 休息が大事
以前は、周りの人達の評価が高かったように思います。いま考えれば周りの評価を意識して生活していたのだと思います。それも幼稚園の時から、ず~っとそうだったように思います。
ほとんどの方がそうだと思うのですが、子供は親から喜ばれる事をだいたいしますよね。勉強をするお手伝いをする、とか。自分自身の気持ちは押さえていたように思います。
それも、気づかないうちに。社会に出ても、上司の評価があります。理不尽な内容もあるのですが、絶対にそれを聞いて我慢して実行する事は当たり前と思っているのです。以前話したように、「以前は不健康だった」「悩みも多くてストレス発散の時間がおおかった」原因を突き詰めて考えてみたんですね。そうすると我慢していた。という事に気づいたのです。
ですからちょっとづつですが、周りの評価を気にして行動を決めない。言い換えれば人の為に必要以上に悩まないと決めたんです。
最初は違和感がありました。
いやな事はいや、出来ない事は出来ないと意思表示する事に決めたんです。少しづつです。ちょっと時間がたって気づいたのですが、以前はストレス発散のために、休日前に飲みに行ったり外食したり、休日は休日でゴルフに行ったり、仕事の時間以外でも職場の人達と過ごす事が多かったのです。今日はちょっと気分がのらないなと感じていても周りの評価を気にしていた時は皆勤賞でしたが、徐々に断るようになっていったのですね。
あまった時間はゆっくり過ごしました。こんなにゆっくりする時間は久しぶりでしたね。不思議ですが、ゆっくりする時間が増えてくると気分が晴れてくるのがわかったのです。同時に家族とすごす時間が増えましたね。
高倉健さんも言っています。
「1日も早く、あなたにとって大切な人のところへ帰ってあげて下さい」と。
本当に今はそう思います。
そんな時、インターネットの情報で、ある大学教授の方が(名前は忘れました)「健康の為には悩まない、休息が大事」と言っていたんです。私が丁度そういう状況に近かったので「やっぱりそうだったのか」と感動したのを覚えています。
まとめ
今回はある健康な人に聞いた健康法を私の解釈で配信させて頂きました。聞いた内容を私なりに改編しているので事実とは異なる部分もありますが、基本的な所はおさえているつもりです。皆様のお役に立てる情報である事を祈っております。
最後まで読んで下さりありがとうございます。