介護

認知症問題と世界平和の関係

中原よしお

独りネット起業6年目の54歳です。約10年前、気合と根性で仕事をしてパニック発作・うつ病を発症。そんな人生を諦めかけているとき神様がメンターに出会わせて下さいました。今は自由な働き方を手に入れ、幸せで穏やかな日々を送っています。メンターには心からの感謝しかありません。

認知症の問題を解決しようと頭のよい方々が様々にアイデアを出しておられます

 

とても立派な事です。しっかり学ばなくてはいけませんが、、

 

そもそも、認知症と、ひとくくりにしなくてもいいのではないかと思っています

 

自然な感覚として。。

 

年をとれば、誰だって、物忘れくらいはします。勘違いもします

 

それを、指摘したり、常識と言われる価値観を押し付けそうになる事があります。そしてそれが、怒りとして暴力や不潔行為に発展している可能性も否定できないような気がしています

 

ある、エピソードを紹介します

 

知り合いのお婆様がいました。その人は体が不自由でしたが頭はしっかりとしておられます

 

そんな素敵なお婆様がある日「便こね」をしたのです

 

便こねとは自分の排泄物を手でさわったり、することです

 

しばらくして、その方と話す機会がありました。そして

 

「なぜ?だったんですか?」と尋ねると...

 

意外な答えが返ってきたのです

 

「あれもだめ」「これもだめ」ばかり...

 

「ストレスが溜まってね、自ら頭がおかしくなろうと決意した」...と言われました

 

私はその言葉を聴いた時、ショックと衝撃を覚えます

 

私達は何をやっているのだ。と

 

安全ばかりを追い求め、心の状態に気を配る事は二の次になっていた事をです

 

正常な精神の人でも人生を制限されると、おかしくなる

 

ましてや、認知症の方々がどれほど日常生活の制限を受けているのか?想像の範囲を超えています

 

例えば、病院や施設で認知症の方が転んで怪我をしたとします

 

確実に大問題になります

 

ですから、認知症検査をして認知症なのか否かが判断されます

 

「今日は何年の何月、何日ですか?」と

 

検査を受けている人の気持ちを考えながらもです

 

もう、いいんじゃないかと。人それぞれで。転びそうな方は見てれば分かります

 

そっと、みまもる位で。一人ひとり違います

 

一人ひとりの価値観を尊重する

 

みんな違っていい。です

 

もちろん理想的な事ばかり言っています。現場の方々はそれこそ、壮絶な現実を送っておられる事もわかります

 

そんなある日、ある書物を読んでいると

 

これだ!と感じる言葉が目に入りました

 

「デフォルトモード・ネットワーク」

 

ぼんやりしていると、脳の消費カロリーが通常の数倍も増加するのだそうです

 

一般的には、認知症が進まないようにあれこれ提案している状況ですが

 

もしかしたら「そおってしておく」のが一番、脳を活性化するのではないかと

 

思えるワケです

 

それぞれの価値観を尊重し、そっとしておく

 

もしかしてこれは、世界平和につながるのではないか?そう...

 

ぼんやり考えていました

 

読んで下さりありがとうございます

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